今までの人生を振り返ってみて、記憶に残っている本はありますか?
人生をかえたというと大げさではありますが、立ち止まった時、壁にぶつかった時に出会う本の多くは、私の人生にプラスになりました。
超訳マキャヴェリの言葉
こちらの本は、倉庫管理の仕事をしていた時によく気にかけてくださった先輩に紹介してもらいました。
万年平社員の私にはいまいちピンとこなかったのですが、たった1つの言葉に衝撃を受けました。
チャンスが到来してから準備するのでは遅すぎる
「幸運の女神」が微笑んだときには、準備万端整っているのが成功の条件。
普段考えない人は、突然のチャンスを棒に振る
「何かを成し遂げたいと思ったら、まず何よりも先に準備をすることだ。幸運の女神が微笑んでくれたときには準備万端整っていることが大切で、チャンスが到来してから準備を始めるのでは遅すぎる。なぜなら、チャンスというのはすぐに捕まえないと、どこかへ逃げ去ってしまうからだ」
超訳マキャヴェリの言葉 本郷 陽二著
しっかり準備が整っていればチャンスを捕まえることができるけど、チャンスはすぐに捕まえないとどこかへ逃げてしまうそうです。
人生を振り返ってみると、数多くのチャンスを逃してしまっていることに気づきました。
いつも見切り発車で分厚い壁にぶち当たりあきらめてしまうことが多くあった気がします。
目標を決め、それに向かってコツコツと地道に努力!何事も下積みが大事だと思います。
腸内細菌が家出する日
こちらの本は、某ECサイトのおすすめに出てきた本で、タイトルがおもしろくて即購入しました。
家出ってどういうこと??
第1章 私を操っているのは誰?
第2章 宿主をコントロールする寄生生物
第3章 腸内細菌は「もう一人の私」だった
第4章 あらゆる病気も腸内細菌しだい
第5章 腸内細菌が家出する日
腸内細菌が家出する日 藤田 絋一郎著
目次を見ただけで興味そそられませんか(笑)?
ただ一言でいうならば、
「地球上の生物みな腸内細菌に支配されている」
ようなことが書かれています。
菌が心も体も支配してしまうというのは、昆虫等の生物界では当たり前のように起こっている現象だということを動画で観たことがあり、大変ショックを受けました。
菌を味方につけると良いことたくさんありそうだね
腸内細菌の種類によって、太る体質になるか痩せる体質になるのかも決まるそうです。
また、太る細菌が増えると肥満にもなりやすいし、がんをはじめ色々な生活習慣病にかかりやすくなるようです。
反対に、痩せる細菌が増えると余分な栄養は吸収されず、T細胞の活性化、免疫力強化の効果もあるようです。
人類がここに存在しているのは、細菌やウイルスがいたからで、害を与えるような危険な菌が皮膚から入ろうとするのを防いだり、食物に菌が含まれていてもやっつけてくれる。
常在菌や腸内細菌は、私たちを守ってくれています。
若い頃、潔癖な時期がありました。とにかく消毒して安心したかったんです。でもこの本と出会い、常在菌を大切にしないといけないなと思うようになりました。
日本人の知らない日本語
こちらの本も、某ECサイトのおすすめで知りました。
国語の成績は微妙でしたが、普段から本を読んでいるのでそれなりに日本語には自信をもっていました。
もちろん根拠のない自信です(笑)。
普段何気なく使っている日本語、日本語を母国語としていない人たちの素朴な疑問に気付かされることもあり、知らないこともたくさんありました。
漫画なので会話だけでなく行動やしぐさなどがあると、おもしろさも倍増です。
本の中に、「日本語こぼれ話」というページがいくつかあります。その中の一部を抜粋。
「日本語になった外国語」
外国語(特に欧米の言葉)を日本語に取り入れたものを「外来語(またはカタカナ語)」と言います。常にカタカナ表記されている言葉は「もとは外国語なんだな」とすぐにわかりますが、なかには、日本に入ってきた時代が古かったり、漢字までできていたりして「外来語」だとすぐにわからないものもあります。
例えば、有名なものでは「天ぷら」「カルタ」「金平糖」などがあります。私が日本語教師になって初めて知ったのは「合羽(かっぱ)」「カボチャ」「襦袢(じゅばん)」「イクラ」など。なかでも「襦袢」が外来語だったと知ったのは衝撃的でした。
日本人の知らない日本語 蛇蔵&海野凪子著
この本を読んで日本語に自信がなくなりました。この漫画を通じて日本語という言語を改めて知る機会ができました。
日本語教師の奮闘をおもしろおかしく書いてあり、とても勉強になった漫画です。
お金の大学
宵越しの銭はもたない!
と若い頃は調子こいてました(笑)。
実家が地方で、低賃金の上に車を所有していたので、そこまで遊んではいませんでしたが、貯蓄することができませんでした。
この本の著者、両学長のリベ大YouTubeを知ったのは、2021年の春でした。
家に無制限に使えるWi-Fiもつけ、失業して暇だったこともあり、YouTubeを見始めました。
そんな時、在宅勤務のニュースをみて、ふと時間にも場所にも縛られず稼げる方法を知りたいと思っていたところ、
お金の大学って本があるよ。
夫は、いつも視聴しているオリエンタルラジオの中田敦彦さんのYouTube大学で、この「お金の大学」という本を知ったそうです。
早速、kindleで購入し読みました。紙の書籍は、紙の質にもこだわっていて何度読んでもボロボロになりにくくなっているそうです。
会話形式でイラストが多く、とても読みやすい本です。
今日が、人生で一番若い日!
という言葉が印象的でした。動画もこの言葉が最後にでてきます。
約40年生きてきて、悲しいことにこの本で紹介されている「5つの力」、1つも身についていませんでした。
そして、長年疑問に思っていたこと、
優雅に暮らしてるシニアの収入源って年金だけなの??
もちろん積み上げてきた貯蓄と年金だけで優雅に暮らしている人いっぱいいると思いますが、この本をきっかけに「投資」のこと、「株の配当金」という不労所得の存在を知りました。
リベ大YouTubeでセレブの思考や人生論、手放すことの大切さ等も学び、この1年で少しは身軽にもなったし、固定支出も見直しできました。
IT系スキル等持っている特殊な人しかできないと思っていた、「在宅ワーク」で稼ぐ方法も知ることができました。
今はまだまったく稼げてなく、もっともっと知識がほしいと思い、オンラインコミュニティの「リベシティ」に入会しました。チャットを見るだけでもかなり勉強になります。
何の取り柄もない私でも「稼ぐ力」をつけられそうだと思わせてくれます。
最後に
私にとっては、よく考え、生き方を変えるきっかけになった本ばかりです。
「マキャヴェリの言葉」、「腸内細菌が家出する日」、「本当の自由を手に入れる お金の大学」は、Amazonが提供している一部の電子書籍が定額で読み放題になるKindle Unlimitedで閲覧できます(2022年8月現在)。
初めてのご利用で初回30日無料体験がありますので、一度試してみる価値ありです。
無料体験後は月額980円(税込)となり、1か月1冊以上で元が取れるので重宝しています。
基本的には紙の本が好きですが、本棚を置くスペースにも家賃がかかるって聞くと本の置き場所に困りますよね。
その点、電子書籍はタブレットの中で、何十冊も何百冊も保管できます。
画期的ですよね。
「マキャヴェリの言葉」、「腸内細菌が家出する日」、「日本人の知らない日本語」、「お金の大学」、それぞれ皆様にとって今後の人生にプラスになる本になったらいいなと思います。
私の人生、常に人から与えてもらうばかりの「テイカー」ですが、いつか人に利益を与えられる「ギバー」になりたいと思います。
本から学ぶことたくさんありますね。